シャンベリー

荘厳な山に囲まれた古都、シャンベリー

山の麓に位置するシャンベリーは、13世紀にサボア公国が建国される前の11世紀頃からサボア伯爵領の首都となりました。その頃はまだお城が一つあるぐらいの小さな町でした。

1232年に建国されたサボア公国は16世紀初め頃にフランス王国との戦争に負け、フランス人がサボア公国を占領するようになり、こうした争いは1559年に平和条約を締結するまで続きました。条約締結後フランス人はフランス王国に撤退していきましたが、シャンベリーはフランスの国境付近に位置していたため、国防の観点から1562年には首都をイタリアのトリノに移すことになりました。(トリノは当時サボア公国の都市でした)。首都移転に伴い王様や政府関係者はサボアに引っ越しましたが、官庁街などはそのままシャンベリーに残りました。

シャンベリーは19世紀までは中世時代の形をそのまま残していましたが、第二次世界大戦時の空爆により街の三分の一の建物が破壊されてしまいました。しかし14世紀に建てられたサボア公爵のお城は奇跡的に難を免れ当時の姿を残しています。また現在は県庁として使用されており、一部は展示室として一般公開もされていてサボア貴族とサボア遺産に関する展示がされています。

その他、聖なる礼拝堂と呼ばれているお城の中にある教会では、16世紀に作られた美しいステンドグラスを見ることができます。世界的にも有名な、処刑されたキリストを包むのに使われたとされる聖骸布は現在ではトリノに保管されていますが、1502年から1578年まではこの教会にて保管されていました。

シャンベリーの川

またシャンベリーには山から来る二つの川が流れており、自然とそして数世紀に亘って作り上げられた街とが織り成す雰囲気が大変趣深い場所です。

シャンベリーの東部に位置する白い石灰岩の絶壁で有名なボージュ山塊はその周りを含むおよそ9万ヘクタールの地域が、1995年に地方自然公園として指定されました。それによってこの地域にある64の村や町、農家、文化、自然又は動物などは価値があるものとして保存していくことができるようになりました。ここには散歩やハイキングコースが沢山あるので長期滞在にはうってつけの場所です。またその際にはぜひボージュ山塊で作られるトム・デ・ボージュのチーズなどを試してみてください。

  • ヴォージュ山塊
  • ヴォージュ山塊
  • ヴォージュ山塊

シャンベリーからボージュ山塊にいく途中にある小さい町でとても素敵な会社に出会いました。山好きの人々が知恵を絞って作り出した、先祖代々に伝わる商品をご紹介致します。